炸裂する雷と豪雨、埋没した多納温泉を思い出す
2009年8月台湾を台風8号が襲った。
度重なる豪雨で台湾秘境の地の多納温泉は土砂に埋まり埋没した。
昨日、風が変わったと思ったら急にまわりが暗くなり冷たい風に変わった。
いきなりの豪雨
間近で炸裂する稲光、間髪入れずとどろく轟音
パソコンに向かっていた私は台風の豪雨に見舞われ緑の山がいたるところで崩壊し土砂の下敷きになったあの美しい多納温泉がふっと頭の中によみがえった。
鳥がさえずり、蝶が舞い、緑豊かな渓谷
熱いお湯を川の水で薄めて温度をみんなで調節する。
遠くから家族で息子さんや娘さんが親を連れてこの秘境の温泉でいやされる。
私も仲間に入れてもらって
いい温泉だったのに
この緑の渓谷は完全に土砂の下になっているという。
近頃の空の状況は気象に携わる人は大変だ。
昔のデーターがその通りにはならないことがでてきた。
人間が作り出した二酸化炭素や広がる砂漠や焼き畑されたジャングルが少しづつ気象に影響しているのかもしれない。
老人のバックパッカーの私はジャングルにあこがれたボルネオで見た巨大なパームヤシ園、オラウンターンもテングザルもヤシ園から見ればおもちゃのジャングルで飼われていた。
ラオスのメコン川の周りの山の木は切り取られ延々と曲がりくねった道路の両側の山の木もほとんどが切り取られていた。
インフラの整備で経済の発展というけれど要は資本家の利益の追求に踊らされているだけなのかも?
曲がりくねる道路の周りの粗末な家を見てこの人たちもお金に踊らされているのかしら
考えさせられた思いでがある。
- 2016.08.03 Wednesday
- -
- 15:48
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by tokoroterumi